未経験でも、研修を通じて
軸のあるエンジニアになれる

プロフィール


Y.Kさん


2021年入社 | 中途



前 職  ネット回線の個人営業/コンビニ接客業のリーダー職


配属先  外資系半導体メーカーの設備開発エンジニア



S.Iさん


2022年入社 | 中途



前 職  金属加工メーカーの品質管理


配属先  国内自動車メーカーのエンジン開発エンジニア


どちらも日研研修の修了生。
配属から時間を経て、今回研修講師と久々に再開し、
配属先の様子や自身の成長について話してもらいました。


研修で学んだのは
「エンジニアとしての軸」



福島


こうして話をするのは研修のとき以来ですね。あれからお二人はどのような仕事に配属されましたか?




Y.K


デバイス関連メーカーに配属されて1年が経ちました。半導体プロセス開発の補助業務を担当しており、収集したデータから担当業務の効率化を図っています。




S.I


私は自動車メーカーに配属されて5ヶ月になります。自動車エンジンの騒音、振動において法規面をクリアしつつユーザーの乗り心地を追求するための開発業務を担当しています。




福島


研修で学んだことは実務で生かせていますか?




S.I


2D・3D CADソフトの操作や品質管理の基礎、正規分布の考え方など、研修で身につけていたおかげで戸惑わずに対応できました。




Y.K


そうですね。ただ、それよりもむしろ研修中に福島センター長が話してくださったエンジニアや社会人としての心構えのほうが大きかったです。特に「良いエンジニアとは、視野を広く持てるエンジニアだ」という考え方は、仕事のさまざまな状況で生かされています。1つの問題に対して、一歩引いた視点で見ることで有効な改善策が見つけられますし、新たな問題を発見することにもつながるなど、自分のエンジニアとしての軸になっています。




S.I


私も全く同じ意見です。広く視野を持つこと、それは自動車の開発業務に携わる中で、部署として目指す品質はどこなのか、部署だけではなくてこの車そのものが目指すところはどこなのか、この車だけじゃなく会社として目指しているのはどこなのか……究極的には日本の自動車業界全体として目指すのはどこなのか、という視点を常に意識すること。そこから自分の業務へ落とし込んで取り組むことが、質の高い仕事につながります。逆にそれを見失うと、目先のことだけをやる作業人間になってしまうんですよね。経験のないぶん余計に必死になって周りが見えなくなってしまいがちなので、いつも福島センター長の言葉を心の中で繰り返しながら仕事に臨んでいます。




福島


そう言ってくれると嬉しいですね(笑)。私が研修で一番伝えたかったことをちゃんと受け止めてくれていて、講師冥利に尽きますね。




研修内容は難しい。
だけど、分かるまで丁寧に
教えてくれる



福島


Kさんは、研修のときにほかのメンバーよりもガツガツしているというか。技術的な質問はもちろんのこと、どうすればエンジニアとして成長できるか、よりリアルに言えばどうすれば収入を上げられるか、ということまでオブラートに包まずに聞いてくるタイプで、意外とそういう人は少ないので目立っていた印象です。




Y.K


そうでしたか(笑)。私は前職がコンビニ勤務でこうした分野は全くの未経験でしたし、研修内容もかなり難しかったので、分からないことや気になることは前のめりで何でも質問しようという意識はありましたね。お給料をいただきながらエンジニアとしての基礎を学べる機会ってとても貴重だと思うので、学べることは全部学ぼうと。




福島


Iさんは対照的に、大人しくてあまり前に出るタイプではないけれどしっかりと自分の芯がある、安心して見ていられる人だと思っていました。Iさんも完全未経験からのチャレンジということでしたが、研修が始まるときの心境はどうでしたか?




S.I


人事の方から「福島センター長は怖い!」という噂を聞いていたので(笑)、最初は緊張もあったのですが研修が始まるとぜんぜん怖いということはなく、分からないことがあると置いていかずに丁寧に教えてくださるし、福島センター長ご自身がエンジニアとして経験されてきたさまざまな実例を惜しみなく伝えてくださったこともとてもためになりました。勉強は難しかったけど、厳しさではなく優しさのある研修でしたね。




Y.K


つまずいたら講師だけでなく周りの人達にも聞きに行けるし、先輩方にアドバイスをいただく機会もあったので、表面的な知識だけでなく温度のある学びが得られたと思っています。




学んで成長できる環境が、
日研エンジニアにはあります。



福島


では、これから入社する未経験の方々に向けて、メッセージをいただけますか?




Y.K


日研エンジニアには、知らないこと、自分の経験したことのないことをたくさん学べる環境があります。私もまだまだ知識不足ですが、自分の時間を使ってどんどん勉強を進め、新たな知見を仕事に生かせたときにはすごくやりがいを感じます。エンジニアとして、一緒に勉強しながら頑張っていける仲間が増えるのを楽しみにしています。




S.I


エンジニアっていうとフワッとしたイメージしかない人も多いと思いますが、日研エンジニアはそこから教えてくれる会社です。「エンジニアってよく分からないし…」という不安があるなら、逆に日研エンジニアを選んだ方がいいと思います。学ぶことが成長につながり、それが充実感につながる会社だと思うので、安心してぜひチャレンジしてほしいなと思います。




福島


ありがとうございます。では最後に私からも一言。エンジニアに少しでも興味があるなら、まずは飛び込んでみてください。この世界に触れてみて、一歩を踏み出せる手応えが掴めそうならエンジニアとしての生き方に本気でチャレンジすればいい。会社のためにではなく自分のために、日研エンジニアという環境をエンジニアとして飛躍していくステップにしたっていいんです。そうやって優秀なエンジニアを一人でも多く輩出することが私の誇りだし、いつかはそうしたエンジニアたちが私の意思を継いで、次の世代のエンジニアを育てていってほしい。そんな可能性に満ちた方々に、どんどん来てほしいなと思っています。




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