管理栄養士からプログラマーへ転身。
日研で自分に合う仕事に出会えました。

T.N. さん

2018年入社 | 中途

IT / 未経験者  ITエンジニア

なりたかった管理栄養士になれたのに、
思っていた仕事とは違い、悩んでいました。

現在はプログラマーとして、3DCADソフトのカスタマイズ機能の開発を行なっています。前職は管理栄養士として働いていました。得意だった数学や化学の知識を使うことや社会貢献性の高い点に魅力を感じて目指していた職種でしたが、所属先が急性期の病院だったのもあり、患者さんとは一瞬しか接することがなくて、どう病状が改善したのか、最終的にどうなったのかも何も分からないんですよね。自分の仕事の成果が目に見えないことから段々とやりがいが感じられなくなってしまって。長期的に患者さんと付き合える他の病院にとも思いましたが、もう管理栄養士という仕事自体をこの先も続けるイメージがつかなくなり、がらっと変えて違う仕事をしたいと思うようになりました。ぼんやりとですが、次はちゃんと成果が形として見えるような、何かコツコツと積み重ねるような仕事がしたいと思って。でも今から他の仕事となると完全未経験になるので、事務職とかの簡単な仕事ならできるのでは?と思ったのですが、思っていたように転職先は見つかりませんでした。転職活動をしている中で「CADオペレーター」という仕事を知り、未経験者向けのCAD研修制度があることに魅力を感じ、日研を選びました。実は入社時はまだ特にものづくりへの興味が強くあった訳でもないんです。でも今思えば、もともと正解がはっきり分かる数学などが好きだったので、今のプログラマーという仕事が自分に合ってるのかなと最近になって思ったりしてます。

研修は最初難しくて大変でしたが、
慣れると段々ついていけるように。

配属前にみっちり教えてもらえるという話だったので、そんな短時間でいろいろ学べるのかな?と不安に思いながらも、とにかくやってみようとチャレンジする気持ちで入社当日を迎えました。研修に行ってみると、まず思ったよりも学校っぽさが強くて驚きました。時間割があったり、自分の席が決まっていたり、お掃除当番があったり(笑)もっとさらっと研修カリキュラムだけを受けて退社、という世界を想像していたので意外ではありました。その中でもやはり、3DCADを学ぶ研修が一番大変でしたね。序盤の座学が終わってCADが始まる時は楽しみでしたが、問題通りに設計して図形を作っていくということが思ったよりもむずかしくて。初めは研修の課題をこなすだけでも必死で、研修の内容についていけないことも多々あり、ちょっと落ち込むこともありました。でもカリキュラムをこなすうち、徐々に研修内容についていけるようになってきて、安心したことを覚えています。そんな中で配属先は早々に決まり、プログラマーとしてシステム開発会社へ行くことになりました。CADソフトの機能開発職のポジションです。コロナの影響もあって、配属前のごあいさつはリモートで行なったんですが、クライアント様からは業務内容だけではなく、職場の規則や周辺環境、設備など様々なお話を伺えたため、実際に働くイメージを持って配属日を迎えることができました。たまたま他のクラスで研修を受けていた方と一緒に同時配属になったんですけど、それもちょっと心強かったですね。

まずはテスター業務からスタート。
サポート職を経て、システム開発職に。

配属して一番最初は、CADソフトのテスター業務から入りました。開発者の方が作ってくれたテスト仕様書とマニュアルに沿って、項目通りに動かせるかを検証して、結果を報告するお仕事でした。同時配属になった日研の方と他の派遣会社から来た方が同時配属だったので、初心者3名で色々試行錯誤したり教えあうスキームが最初にできたことが大きかったと思いますね。そのテスト業務を4ヶ月ほど経たのち、プログラムサポート職にポジションが変わりました。そこから、じゃあみなさんプログラミングの勉強してくださいねとなり、プログラミング経験を積んだのちに、今度は自分が開発メンバーになって、今に至るという感じです。今では開発メンバーの中堅どころになり、ようやくひとりでも業務ができるようになってきました。チーム編成としては、元となる3DCADソフトごとにチームが分かれていて、それがリーダー1名、開発メンバー2名、サポートメンバー2名くらいで編成されています。複数人で開発しているので、コードの可読性や修正しやすい構成には気を付けて作業しています。リモート勤務ですが、朝にバーチャルオフィスで近寄って声をかけてみたり、オンラインで忘年会とか歓迎会をしてみたり、程よい距離感でコミュニケーションが取れるのもひとつメリットですね。今のリーダーの方は年下の女性なんですが、すごい人で。とにかく決断が早いし、質問にも即答えてくれるし、過去の検討事項も細かく覚えている方で、すごくテキパキと仕事を進めているんですよね。これこそ自分の目指したい姿で、自分もここまでがんばりたいなと思いますね。

日研だから、今の仕事に出会えた。
自分ひとりでは想像すらできなかった。

日研はやはり研修が手厚いことがかなり大きいメリットだと思いますね。研修中に使う寮も用意してもらえるし、私のように未経験から別の仕事をしてみたい人にとってはいい環境でスタートできると思います。配属先は完全な希望通りとはいかないまでも、自分の希望を伝えることはできますし、配属後も寮を用意してくれるので、とてもスムーズに新しいキャリアをスタートできます。でもその分、研修は私の中ではかなり厳しかったので、ここで勉強をしっかりやるぞ!という決意がないと難しいかもしれません。これから日研に入ろうという人にはちょっと脅かすようなことを言ってしまいましたが、私自身がなんなら最初はクラスの中でできない方だったので、「学んでいこうという意欲があれば割と大丈夫だよ」と言えると思います(笑)あとは自分の仕事について、思ってもみなかった新しい可能性を見つけてもらえるところがいいと思います。研修で3DCADの使い方の講義を受けましたけど、3DCADオペレーターになったわけではないじゃないですか。でも3DCADの研修があったから、CADソフトのテスト業務にすんなり入れたし、研修で教わった品質管理の考え方も開発にいきていると感じています。一人で栄養士からの転職先を探す時に、漠然と「誰でもできる事務職で」と探していた自分が、「3DCADソフトの開発職」に直接応募することはなかったと思うんですよね。そういう新しい可能性との出会いを求めている人にはとてもいい会社だと思います。

自分に合う仕事に出会えたから
もっと自分を高めていきたい。

自分の考え方と今の仕事内容が合っているので、今はやりがいをもって取り組めています。このままこの道で自分は頑張っていこう!と思い始めたところなんです。そうですね、日研に転職してよかったと思っています。栄養士の頃は結構「自分一人で何でもできる!」という気持ちでいたんですけど、でも実際は全然そんなことなくて。社会人生活の中で、自分にもできないことばっかりなんだってことに段々と気が付いて。それからは「自分にできることをやっていこう!」という気持ちになれました。そうしたら気も楽になったし、自分のキャパシティもちょっとずつわかってきた気がします。自分に合ってると感じられる仕事に出会えたからこそ、ここで成果をきちんと返していきたいという意識を強く持てるようになったんだと思います。でも今の1社だけでずっと長くいたいというよりも、他の会社のプロジェクトにも今後は挑戦して、より自分を高めていきたいなと思っていますね。工程としてもプログラミング業務だけじゃなくて、お客様から直接要望を受けて、仕様検討をして、見積もりを出して、プログラマーに振って・・・という部分を自分で担ってみたいと思っています。今のプロジェクトではVB.NETやC#を中心に使っていますが、今後は流行のPythonを学んで自分のキャリアの可能性を拡げたいですね。最近フレックスを導入してくれたので定時がなくなり、平日夕方から福岡ソフトバンクホークスの応援に行けるのがちょっとうれしいんです(笑)自分に合った仕事とフレキシブルに働ける環境の両方を手に入れられたことが、すごく良かったなって思っていますね。

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